等身大ドール番外編 お肌


 
さて・・・少し気分が煮詰まって来てしまったので気分転換!!
小実験して遊んで見ることにします。
お題は・・・!!∩゚∀゚∩
(*´д`*)ハァハァハァ そーです!肌です!!むしゅめさんの命!!お肉ですぅぅぅぅ!!!!!!!!!!

 
・・・ってことはシリコーン?(  ̄▽ ̄)
確かにシリコーンでやれば、メーカーさんのモデルに近い物が出来るかもしれません。
しかし、その使用にあたり個人単位では難しい事があることも確かです。

問題1.地域により廃棄が出来ない所がある。

産廃業者でも引き取ってくれない地域があります。
自分の住んでる地域も引き取ってはくれません。(´・ω・`)
又、生産時のロスは必ず出ますので捨てては置けない問題です。

問題2.脱泡機などを使わないと気泡が出来易い。

シリコーンを使った事のある方はお判り頂けると思いますが、硬化剤を攪拌した際に空気を巻き込んで、注型した後に気泡が残る事があります。

問題3.大方のシリコーンは粘度が高いので注型の際、粘度に負けてシリコーンが廻らなくなる可能性がある。

これも問題2と絡むのですが細かい部分にシリコーンを流すのは形が複雑だと難しいのではと思います。
自分がいた工場では真空槽に入れて流していました。

問題4.大概、業者向けなので入手が難しい。

色々と検索しましたが、硬度30°以下のシリコーンはあまり見受けられません。
メーカーさんのシリコンドールを触った事が無いので確かな事は言えませんが、硬度30°って 人肌に比べたら硬いです。
柔軟剤とかで調節していると思われますが、使える物になるまでどれだけ手間とコストがかかるのか?
しかも、卸業者を介さないと売ってくれない所もあるようです。

 
入手の方は、自分は何とかなると思っていましたが(使いたくないが以前いた会社の出入業者)その他の問題を加味するとシリコーンを使うのは、あまり得策ではなさそうな気がします。
そこで思いついて、”ウレタンゴム”ならどうかと思い検索してみますた・・・すると・・・多すぎる・・・orz
しかし、キーワードを増やし”ウレタン””ゴム””ゲル”でやると・・・HIT!(`・ω・´)シャキーン
潟Gクシールコーポレーション、商品名”人肌のゲル”

流した後ですが

硬度0°、硬度5°、硬度15°3種類有り
しかも、メーカー直で注文出来る様だし、いっちょうコレでやってみるか?!
他に思い付かないし・・・待てよ!ネットに出ない物も有るかも知れん・・・とりあえず、ハンズへ行って見よう・・・って通販に頼らなくてもハンズで売ってますたorz
という訳で0°と5°を買って来たので実験開始!!(`・ω・´)ノ
紙コップを計量器に乗せて、主剤をコップに出して見る・・・
シリコーンと比べると粘度が低い、しかも両方とも。
これだと流れ易いだろう・・・あくまでシリコーンに比べればですが・・・
続いて硬化剤投下!そして攪拌!!わざと空気を入れ込んで攪拌しました。
というのも、一度に大量の樹脂を流す時は、悠長に手で「混ぜ♪混ぜ♪」なんてやってられん。
ドリルに攪拌スクリューを付けて一気に攪拌、流し込みとなるはず、当然、かなり細かい泡が発生します。

説明書

添付されていた説明書に可使時間15分とあったので、攪拌後15分以内で流し終えなければなりません。
裏技で、樹脂を冷やして可使時間を延ばす事も出来るが、大抵は粘度が高くなり、また攪拌不良が起き易くなり流し辛くなるはず。
・・・やはりと言うか・・・泡切れはこんなもんか・・・
液体ヨーグルトをよく振って出した時のような感じ、粘度はそれより高い、プラカラー位かな?
とりあえず、適当な容器に流してみた・・・やはりシリコーンよりは流れがイイかもw
厚さ2cm位の物と8mm位の物をそれぞれ1個ずつ流して様子を見る。
常温での硬化時間が5時間以上・・・気長に待つ事にする。
2時間位で細かい泡が抜けてきた、ちょっと触って見る・・・あれ?粘度は増しているものの、まだ液状だ・・・シリコーン位の粘度かね?
だんだん不安になってきた・・・配合比を間違えたか?
お待ちかねの5時間後、触ってみる・・・「べちょっ!!」・・・室温を調べると21℃で問題無し?
まぁいいか!今日は寝ちまえ(´-ω-`)シランガナ

次の日、起きてすぐに触って見る・・・(; ̄▽ ̄)これは・・・硬化したのか????

ベタベタ

流れる事も無く、押せば押し返してくるが・・・張り付き方が物凄い!!

硬化後タック防止剤を塗ってみた・・・見えないけどw

説明書にも粘着性があるとは書いてあるが、これ程とは思わなかった。
今まで何度と無くウレタンゴムを流してきたが、これ程強烈な粘着性をもった固形物は初めてだ。
確かにウレタンゴムは、どのメーカーも硬度を下げるとベタ付く、製品同士くっ付けて置いておくと、くっ付いて取れない事がある。

剥しているのだが・・・

しかし、型にまで張り付くとは・・・なんとか対策せねば・・・
今度は、離型剤を吹いてやってみる。

離型剤

使った離型剤は”信越シリコーンKF96SP”
説明書には”信越シリコーン バリヤーコートNO.6”を勧めているみたいだが、この離型剤は自分の記憶が確かなら塗るとビニールみたいな膜が出来るやつじゃなかったかな?
その手の離型剤は、あまり使いたくないのが本音・・・造詣の再現率が良くない気がするから、1回試しで使っただけで、すぐ投げた記憶がある。
念入りに離型剤を吹いて、再度流すが・・・ここでアクシデント発生!!
計量中に秤が停止?!硬度0°の硬化剤を明らかに多く入れ過ぎてしまった!
・・・ホームセンターの安売り秤じゃだめぽ・・・orz
気を取り直し流して、今度は浴室で硬化させる。
乾燥機を6時間にセットして、一服しようかとポットの電源を入れると”ボン!”
・・・ブレーカーが落ちますた・・・。・゚・(ノД`)・゚・。モウイヤ
6時間経過、さすがに硬化している・・・が?!あれ?どっちが0°????
押してみても硬さがほぼ一緒・・・しかも5°の方が前回に比べ柔らかい????
((((;゚Д゚)))))ガクガクガクブルブル 以前、総量200グラム中硬化剤1グラム差で硬度がころころ変わった樹脂があったが・・・こいつもその手の樹脂か?
まぁいい!早速、脱型をって・・・張り付いてる?!・・・ヽ(`Д´)ノウワァァン

無理やり脱型

・・・どうしようか・・・
型と樹脂の間に透明のシリコーンを塗布するか、タック防止塗料を塗布するか、バリヤーコートNO6をあきらめて塗布するか・・・
ま!どうにかなんべ!!あははは・・・orz

や〜らかい!!

しかし、引っ張り強度と柔らかさは合格!!
とりあえず、硬度0°でやって見よう。
・・・この粘着性さえなければ・・・

くっつく!


 

 
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