ドールマスター編3


 
翌日、仕事から帰って様子を見てみる。
物の見事に乾燥していたが、使った量が多すぎたのか?でかいひび割れが数本走っていた。
割れた所に水を差し、粘土で埋めて再び乾燥させる。
その間に、部屋を片付けて作業スペースを確保した。
4時間後、恐る恐る持ち上げてみる・・・大丈夫だ・・・そのまま部屋に運んだ。

乾いた直後

ブルーシートを敷いた上に人形を置いて、ガサガサと西洋カンナと♯60のサンドペーパーで余分な肉を掻き落した。
その後、霧吹きで水を掛けながら石粉粘土を擦り付ける様にして盛っていく。
ちゃんと密着するだろうか?まぁ、なる様にしかならんか・・・
さて、ここで”乳”を付けよ〜!!
何を隠そうこの琢麿呂!おっぱい星人と呼ばれるほど乳が好きです!
大好きです!!
愛してると言っても過言では無い!!(核爆)
本能の赴くまま、紙屑をビニール袋に詰め込み、思い切りきつくシュロ縄を巻き付ける!!
これでもかと巻き付ける!!して出来た物はと・・・( ; ̄▽ ̄)不釣合いな程デカかった・・・orz
「まっ!いっか!!実験ちゃんだし!」
己の能天気さに呆れる・・・良く考えれば、大量の樹脂を使うはめになる。
シリコーンは大体キロ5千〜1万円位が相場、その乳の容量からすると4キロ位使うんじゃないか?
最悪、乳だけで4万円?!ヲイヲイ・・・まぁ乾燥させて削り出してから気付いた訳だが・・・
取りあえず、全ての部分を肉付けして乾燥させた。
後は削り込んで調整するだけだ。
 少し日を空けてカンナと♯60でガサガサ削っていく・・・面積が大きい分大変だ。
心配していた紙粘土と石粉粘土の剥離も無い、やったね!w
作業速度を上げて勢い良く削り出していく、すると・・・気が付けば空中を粘土の粉が漂っていた。

カラーボックスの上

・・・案の定、部屋の中にうっすらと積もっていますた・・・orz
部屋がこのような状態なら、作業している自分もタダじゃ済まない、思いっ切り粉を吸い込んでいますた。
顔は粉吹き芋の様に!鼻毛に粘土の粉が積もっている?!

防塵マスク

顔と鼻を洗い、簡易防塵マスクをして作業再開!!
しかしこのマスク・・・あまりあてにならんな・・・この日の作業を終えて風呂に入ろうとしてマスクを外すと、鼻の脇に粉が積もっている。
マスクの隙間から粉が進入したようだ・・・(´・ω・`)まぁ、しないよりはマシか・・・
この日は、全体の形を整えて肉の足りないところに粘土を盛って終了。
・・・風呂から上がって部屋の惨状をみて・・・
・・・言葉にならない空しさが・・・
いや!気のせいだ!!これから、色んな溶剤をこの部屋で使う事になるんだ!!
これでめげてちゃ出来ないんだぁぁぁぁぁ!!

 
・・・大家さんごめんなさい・・・orz

 

 
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