ドールＦＲＰ型編２
前回失敗こいて、泣く泣く型を剥がしますた・・・orz
やっぱりと言うか・・・
マスターが壊れますた。
元々、無理抜きを前提とした型なので想定内ではあるのだが・・・
また作り直し
ですかぁ・・・
愚痴った所でどうなる訳でもないので、補修して再チャレンジ！！
・・・前より仕上げが荒いんですけど・・・
気にしてはいけません！ ＿|＼＿（（（ ○・・・
今度はもっと
簡単
に、切り金で仕切る事にした。
自動車のＦＲＰの分割は、私などは”プライ板”と呼ばれる板にワックスを塗り、それを適当な大きさ、形に整えて切り金として使用していました。
プライ板の作り方は、大きな鉄板にワックスを塗り、１プライ張って硬化後に剥がすだけなのだが、部屋ではスペースが確保出来ない。
替わりにポリエステルテープを厚紙に貼り、切り刻んで切り金にした。
しかし、問題はどうやって
隙間無く
仕切れるかです。
プライ板の場合、ハサミでもカッターでも切れてヤスリで微調整出来たが、紙だとそうは逝かない。
ある程度大まかにカットしてホットボンドでくっ付けて、隙間は粘土で埋めるしかない。
・・・大体！エアロのパーティングなんか、こんな
厳密
にやらなくったって出来るんだよ！！後でチョコチョコっと直せるんだから！！
しかも！こんなに細かい曲線でパーティングなんてなんてありえない！！！！
・・・って切れてもどうしようもない・・・作るのは
ドール
なんだし・・・＿|￣|○
グダグダ言ってる内に、作業は終わったのだが・・・前回より多く時間が掛かったのはなじぇでせう？？？
体調を崩した事もありますが、
切って当わせる
事が大きく時間を割いたようです。
ココからは前回同様、ゲルコートを塗ります。
硬化後、１層目・・・なのだが気温が高い、２８度ある・・・スポイトを買い直したが
前回の恐怖
がまだあるし、なによりマンドクセ！！
樹脂は多く使うが、
一番楽な方法
を取る。
型にマットを予め置いて、樹脂を垂らして逝く方法です。
大抵コレをやると
めっさ重い
ＦＲＰが出来るのだが、リカバリーがし易いのが特徴。
マットを揉みながら型から浮かない様において行き、端から樹脂を垂らして豚毛刷毛で突っついて脱泡していく。
仮に
硬化
が始まっても大方は脱泡が済んでいるので、さほど慌てないですむ。
何よりも、
手間が半分
で済むのが嬉しい！！
・・・
元
ＦＲＰ屋の
プライド
をかなぐり捨てた瞬間であった・・・＿|￣|Σ・;'.○ﾊﾟｰﾝ
カビの生えたプライドを葬り去って１層目終了。
通常なら、硬化した後に
引っくり返して
裏面の１層目を張らなければならない。
樹脂は硬化する際に縮みます。
層が
厚いほど
激しく縮むので、型は
均一
に張るのが望ましい。
・・・しかし、
マスターが重過ぎる
・・・
一人で
引っくり返しながらやるなんて
ムリポ！
しかも、胸で分割させるので引っくり返した時に、
フランジを潰してしまう危険
もある。
・・・天井から吊れないかな・・・やっぱ無理・・・orz
とりあえず
４プライ
張って裏面終了！
数を抜く訳じゃないので、
捨て型
でイイっしょ！！
硬化後、引っくり返して切り金を取る。
・・・やっぱり・・・首の周辺が縮んで隙間が・・・
どこかに出るのではないかとは思っていたが・・・まぁいっか！
後で修正しまつ・・・
今回
３分割
の型なので、もう一度切り金で今度は胸の頂点を仕切る。
要領は前述の通り、今度は
サクサクやらんと更に変形する
ので、はっきり言って荒いッス！！
しかし、ひっくり返す事はしないので、ゲルコートを塗り１プライ張って切り金を剥がし、残りの部分を張り込む。
そうそう、書き忘れていたが切り金を剥がしたらフランジ部に
ワックスを掛ける
のを忘れない事！！
こいつを忘れると型そのものを
破壊
する羽目になる（ｒｙ
後は均等に積層するだけなのだが、２プライ目で在庫分のマットが無くなったので新しく買ってきた
安い
マット（中国製）に切り替えた・・・
う〜ん・・・柔らかいのに
妙
に癖がある・・・はっきりいって使い辛い・・・
まぁ、６４メートルで１マソしなかったから
文句
も言えんが・・・ケチらんで日本製にすれば良かった・・・
うわ！最低！！凸凹になっちまったよ！！
厚さに落ち着きが無い orz
・・・今回２メートル位使ったから・・・残り６２メートル？！・・・どうしてくれよう・・・
ともあれ、張り込み終了！
割るのは１週間後
位でつ！
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